貧乏人とは少ししか持たない者のことではなく、たくさん欲しがる者のことである

今回紹介するのは、スウェーデンのことわざ。ここにある通り、「あれも、これも欲しい!」と欲張る人が、満足するのは難しい。年収1000万円に憧れる人は、20万円の月収を少ないと感じるだろう。一方、生活できるお金があれば十分と考える人は、20万円に感謝し、満ち足りた気持ちで過ごす。「足りない」「満たされない」という気持ちは、金額の問題じゃない。欲しがれば欲しがるほど、現実とのギャップに苦しみ、心が貧しくなるってこともあるんじゃないかな。このことわざが伝わるスウェーデンには、「lagom(ラーゴム)」という言葉がある。意味は「程よく、ちょうどいい」。バイキングの時代に一杯のお酒を仲間が分けあって飲んだのが語源らしく、スウェーデンではよく使われる表現だ。多すぎず、少なすぎず。自分の身の丈にあった「ラーゴム」を目指せば、心の貧乏を避けられそうだね。

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