9月はグルメも美容もレジャーも!  うれしさ満載優待10選【後編】

9月の株主優待は全部で約410銘柄。全体の数が多いだけあって、自社商品詰め合わせに、欲しい商品を自分で選べるカタログギフト、交通系やレジャー系、外食系の各種株主優待券、使い勝手のいいQUOカードなど、バラエティに富んだ優待を楽しむことができます。9月の厳選優待をご紹介する2回目の今回は、こだわりの野菜・果物の詰め合わせがもらえる「デリカフーズホールディングス」やカタログギフトがうれしい「日本管財」、国内航空券が半額で入手できる「ANAホールディングス」、子供が大喜びの「サンリオ」など、定番優待銘柄として人気の高い10銘柄を見ていきましょう!

※特別に記載がない場合、権利付最終日は9月25日(火)です。

「もらって嬉しい株主優待。知っておくべき基本のキ」を読む

航空券が50%OFFになる【ANAホールディングス】

■銘柄名(コード):ANAホールディングス(9202)
■権利月:3月、9月(年2回)
■最低投資金額:38万4900円(8/31終値:3849円×100株)
■配当金額(会社予想):70円
■予想配当利回り:1.82%

9月の株主優待の定番銘柄の一つである「 ANAホールディングス  ()  () 前日終値  () 始値  () 高値  () 安値  () ※株価、指数は最低20分遅れとなります。 」。傘下に「全日本空輸」や「エアージャパン」、LCCの「バニラ・エア」「Peach Aviation」などを抱える国内最大事業規模の航空関連企業です。今年2月には2022年度を最終年度とする新たな中期経営計画を策定。国際線旅客事業の成長を図ることなどで、2019年3月期の会社計画では2兆400億円の売上高を、2022年度には2兆4500億円まで拡大させることを目標に掲げています。また、今期は10円の増配を予定しています。

株主優待制度は、ANAの運賃システムの変更に伴い、一部変更されることが発表済みです。これまでは、株主優待でもらえる株主番号案内書によって、国内路線片道1区間運賃が50%割引になりましたが、10月28日搭乗分以降についてはANA FLEX-D運賃(空席連動型運賃の最安値)の50%割引となります。もらえる枚数は、100株以上で株主番号案内書1枚、200株以上で2枚、300株以上で3枚など、保有株数に応じて増えていき、10万株以上の場合は254枚+10万株超過分800株ごとに1枚追加とこれまで通りです。また他に、100株以上でANAグループのホテルや売店、ツアーなどが割引になる優待クーポン券1冊ももらえます。満席が想定される便では予約が取りづらい可能性があるとは言え、いつでも割引運賃が適用されるので頻繁に旅行や帰省をする人には見逃せない優待と言えるでしょう。

プロが選ぶこだわり野菜・果物が食卓に【デリカフーズホールディングス】

■銘柄名(コード):デリカフーズホールディングス(3392)
■権利月:9月(年1回)
■最低投資金額:15万400円(8/31終値:1504円×100株)
■配当金額(会社予想):16円
■予想配当利回り:1.06%

デリカフーズホールディングス  ()  () 前日終値  () 始値  () 高値  () 安値  () ※株価、指数は最低20分遅れとなります。 」は、業務用の野菜を扱う企業。産地から野菜を入荷して、ファミレスなどの飲食店やコンビニ向けに、ニーズに応じてカットなどの加工をした上で販売しています。キャベツの千切り、角切り、みじん切りから、焼き野菜ミックスやかき揚げミックスなどまで、カット野菜の取扱いラインナップは全48種類とのこと。外食産業や中食産業のカット野菜の需要が高まっていることもあり、2019年3月期は2期連続の増収増益を見込んでいます。

株主優待は、100株以上で1500円相当、500株以上で3000円相当、1000株以上で6000円相当のこだわり野菜・果物の詰め合わせ、または全国約3万5000店舗の飲食店で使えるジェフグルメカード。好きなほうを選べるのはありがたいですね。ちなみに、2017年は100株保有の場合、じゃがいも(インカのめざめ)やさつまいも(安納芋)、りんご、山形県産はえぬきなど、8種類の野菜や果物がもらえました。さらに長期保有優遇制度もあり、1000株以上を3年以上継続保有すると高級米「命仁(みょうじん)」が2キロ、2000株以上の場合は「命仁」2キロと1500円相当の旬の果物が、通常の優待に追加されます。

鍋パーティーをしたくなる!【ダイショー】

■銘柄名(コード):ダイショー(2816)
■権利月:3月、9月(年2回)
■最低投資金額:13万5000円(8/31終値:1350円×100株)
■配当金額(会社予想):18円
■予想配当利回り:1.33%

たれやスープ、粉末調味料などを製造する調味料メーカーの「 ダイショー  ()  () 前日終値  () 始値  () 高値  () 安値  () ※株価、指数は最低20分遅れとなります。 」。多彩な商品の中でも、塩・こしょう・調味料を独自のバランスで配合した「味・塩こしょう」は、なんと今から50年前に発売された定番中の定番商品です。一方で、価値のある新製品の開発にも積極的に取り組んでいて、2019年3月期の会社計画は3期連続の増収増益を見込んでいます。さらに、まだ全体に占める比率は低いものの海外売上げも大きく伸びていて、今後は海外販売にも注力していく予定です。

株主優待は、100株以上で1000円相当、500株以上で2000円相当、1000株以上で3000円相当、5000株以上で6000円相当の自社商品詰め合わせ。ちなみに昨年9月の100株保有の優待品は、もつ鍋スープ、野菜豆乳鍋スープ、シーフードアヒージョの素、赤ワイン煮用ソースの4品でした。今年も、冬の食卓を楽しませてくれそうですね。

キティちゃんに会えるテーマパークへGO!【サンリオ】

■銘柄名(コード):サンリオ(8136)
■権利月:3月、9月(年2回)
■最低投資金額:23万7800円(8/31終値:2378円×100株)
■配当金額(会社予想):30円
■予想配当利回り:1.26%

ハローキティやシナモロールなど、多くの人気キャラクターを生み出してきた「 サンリオ  ()  () 前日終値  () 始値  () 高値  () 安値  () ※株価、指数は最低20分遅れとなります。 」。サンリオショップを全国展開するほか、2つのテーマパークの運営や海外でのライセンスビジネスなどを手掛けています。2019年3月期の会社計画は残念ながら増収減益を見込んでいますが、今年5月には3ヵ年の中期経営計画を新たに策定。ハローキティの再活性化や成長が期待できる中国市場への注力などにより、今期予想で52億円の営業利益を3年後には100億円まで拡大させることを目標としています。

株主優待は、サンリオピューロランドまたはハーモニーランドで使えるテーマパーク共通券とサンリオショップで使える株主優待券の2本立て。テーマパーク共通優待券は、100株以上で3枚、500株以上で6枚、1000株以上で8枚、4000株以上で10枚、1万株以上で12枚、5万株以上で15枚、10万株以上で20枚。また、1000円分の株主優待券は、100株以上で1枚、1000株以上で2枚がもらえます。100株保有でも、テーマパーク共通優待券は3枚もらえるので家族や友達と出かけるのにぴったりです。

美味しいものを食べた後は優待でフィットネス!【ルネサンス】

■銘柄名(コード):ルネサンス(2378)
■権利月:3月、9月(年2回)
■最低投資金額:22万8400円(8/31終値:2284円×100株)
■配当金額(会社予想):35円
■予想配当利回り:1.53%

関東を中心に、スポーツクラブやフィットネススタジオ、介護リハビリ施設などを国内で161ヵ所、海外ではベトナムに2ヵ所(3月末時点)を展開している「 ルネサンス  ()  () 前日終値  () 始値  () 高値  () 安値  () ※株価、指数は最低20分遅れとなります。 」。株主優待は、3つの使い方が選べる株主優待券です。業績は好調で、2018年3月期まで6期連続の増収増益、営業利益の10期連続増益を達成、さらに2019年3月期も増収増益の見込みです。また、配当は8期連続で増配していて、今期についても2円の増配を予定しています。

株主優待の詳しい内容は、100株以上で2枚、200株以上で4枚、300株以上で6枚、400株で8枚、500株以上で10枚がもらえる株主優待券です。優待券は、①ルネサンス1回無料、②施設内プロショップで20%割引、③クラブ入会金無料(複数名で利用可能)のいずれかに利用することができます。たとえば、優待券でまずジムを無料体験して、気に入ったら優待券を使って入会金ゼロで入会したり、施設内のショップでウェアや道具を購入したり、株主優待をきっかけにジムデビューするのもよいのではないしょうか。

使い勝手のいいQUOカード優待が年2回【日本ギア工業】

■銘柄名(コード):日本ギア工業(6356)
■権利月:3月、9月(年2回)
■最低投資金額:10万8000円(8/31終値:540円×200株)
■配当金額(会社予想):4円
■予想配当利回り:0.74%

日本ギア工業  ()  () 前日終値  () 始値  () 高値  () 安値  () ※株価、指数は最低20分遅れとなります。 」は、発電所向けなどのバルブアクチュエータ(バルブ開閉装置)や歯車装置、ジャッキなどが主力製品の工業機器メーカー。今年12月で創業80周年を迎える歴史のある企業です。今期の会社計画は増収増益の見込み。また、PBR(株価純資産倍率)が1.00倍(2018年3月期実績、8月31日終値ベース)で、割安な点でも注目ができます。

株主優待制度の導入は1年前で、今回で3回目の実施となります。優待品は、200株以上で1000円分のQUOカード。QUOカードは大手コンビニをはじめ、一部のファミレスやドラッグストア、書店など全国約5万7000店の幅広い店舗で利用が可能です。

カタログギフトから自分好みをチョイス【日本管財】

■銘柄名(コード):日本管財(9728)
■権利月:3月、9月(年2回)
■最低投資金額:21万3000円(8/31終値:2130円×100株)
■配当金額(会社予想):42円
■予想配当利回り:1.97%

ビルの管理業務や清掃・保安警備などが主力事業の「 日本管財  ()  () 前日終値  () 始値  () 高値  () 安値  () ※株価、指数は最低20分遅れとなります。 」。他に、マンション管理や上下水道処理施設などの公共施設管理、不動産ファンドの組成・運用なども手掛けています。ビル管理業界の中では独立系で、そのためさまざまな異業種企業と協力体制を組めるのが強みです。業績は堅調で、2019年3月期の会社計画は増収増益を見込んでいます。

株主優待は、100株以上で2000円相当のカタログギフトです。カタログは分厚いものではなく二十数ページほどの小冊子タイプですが、食品を中心に雑貨や日用品などバラエティに富んだ商品構成で、その中から欲しいものを自由に選ぶことができます。また、注目したいのが長期保有株主のための優遇制度があること。3年以上の継続保有で、カタログギフトの内容が2000円相当から3000円相当へとグレードアップします。

その日の気分で、すき家にココス、はま寿司へ【ゼンショーホールディングス】

■銘柄名(コード):ゼンショーホールディングス(7550)
■権利月:3月、9月(年2回)
■最低投資金額:22万3700円(8/31終値:2237円×100株)
■配当金額(会社予想):18円
■予想配当利回り:0.80%

外食産業大手の「 ゼンショーホールディングス  ()  () 前日終値  () 始値  () 高値  () 安値  () ※株価、指数は最低20分遅れとなります。 」。牛丼チェーンの「すき家」をはじめ、「ココス」や「なか卯」、「はま寿司」「エルトリート」など全20ブランドを展開していて、その多くで株主優待食事券を利用できるのが魅力です。外食事業と小売り事業を合わせた、グループ全体の店舗数は5091店舗(7月末時点)に上ります。2019年3月期の第1四半期は増収減益となりましたが、通期での会社計画は増収増益を見込んでいます。

詳しい優待内容は、500円分の株主優待食事券が、100株以上で2枚、300株以上で6枚、500株以上で12枚、1000株以上で24枚、5000株以上で60枚です。どの外食店で優待食事券を利用できるのかは公式サイトの店舗検索で確認できるので、事前に調べておくと安心ですね。また、300株以上保有の場合は、優待食事券との引き換えで、牛丼の具セットやアイスコーヒーセットといった自社グループ商品を選ぶこともできますよ。

ボリューム満点! 1万円相当の食品詰め合わせ【ヒロセ通商】

■銘柄名(コード):ヒロセ通商(7185)
■権利月:9月(年1回)
■最低投資金額:28万7500円(8/31終値:2875円×100株)
■配当金額(会社予想):非開示
■予想配当利回り:ー

インターネットを介したFX(外国為替証拠金取引)の取引システム「LION FX」を提供している「 ヒロセ通商  ()  () 前日終値  () 始値  () 高値  () 安値  () ※株価、指数は最低20分遅れとなります。 」。国内のみならず海外でも事業を展開しているほか、今年2月には仮想通貨取引を行う子会社も設立して、事業の拡大を図っています。FX事業はマーケット環境に収益が大きく左右されるため、2019年3月期の業績予想は公表していません。しかし、前期までは3期連続で増収増益を達成、前期の営業収益は過去最高となりました。

株主優待は、100株以上で1万円相当、1000株以上で3万円相当の自社キャンペーン商品の詰め合わせです。もともと「ヒロセ通商」では自社のFXサービスを利用している顧客にレトルト食品などをプレゼントするキャンペーンを実施していて、そうした商品を株主優待品にしています。気になる中身は、昨年の100株保有の場合、レトルトカレー6個、パックご飯6個、即席袋めん10袋など全25品以上でボリューム満点の内容でした。夜中に突然カレーやラーメンが食べたくなったときも、この優待があればきっと大丈夫!

暮らしに欠かせない飲料水の優待【TOKAIホールディングス】

■銘柄名(コード):TOKAIホールディングス(3167)
■権利月:3月、9月(年2回)
■最低投資金額:10万7500円(8/31終値:1075円×100株)
■配当金額(会社予想):28円
■予想配当利回り:2.60%

TOKAIホールディングス  ()  () 前日終値  () 始値  () 高値  () 安値  () ※株価、指数は最低20分遅れとなります。 」は、LPガスの供給サービスや水の宅配事業を手がける「TOKAI」をはじめ、「東海ガス」や「TOKAIケーブルネットワーク」など28社の企業を傘下に抱える持株会社。その名の通り、東海地方が地盤です。株主優待では、QUOカードのほか、自社の事業に関わる優待品が選べます。現在は、2020年度が最終年度となる中期経営計画を進行中で、M&Aにも積極的に取り組むことで売上を2016年度比でほぼ倍増させることを目指しています。また、足元の業績も堅調で、2019年3月期の会社計画は増収増益を見込んでいます。

詳しい優待内容は、①自社グループ飲料水②QUOカード③自社グループレストラン「ヴォーシェル」食事券④自社グループ会員サービスTLCポイント(1ポイント=1円)から、好きなものを1つを選択する方式です。100株以上では①2050円相当②500円分③1000円分④1000ポイント、300株以上で①4100円相当②1500円分③3000円分④2000ポイント、5000株以上で①8200円相当②2500円分③5000円分④4000ポイント。さらに、100株以上で自社結婚式場での婚礼10%割引券とレストラン「ヴォーシェル」の20%割引券ももらえます。金額的に最もお得なのは飲料水ですが、いちばん欲しいものを素直に選ぶのがおすすめ! なお、飲料水は宅配用ボトルか500ミリリットルペットボトルのいずれかが選択可能で、100株保有の場合は宅配用なら12リットル、ペットボトルは12本です。

いかがでしたか? 2回にわたって、厳選した9月の優待銘柄をご紹介しました。優待投資が大好きという方はもちろん、優待投資未体験の方も、きっと気になる優待銘柄が見つかったのでは? まだの人もこの機会にぜひ挑戦してみてください。

今回のテーマで取り上げた上場企業

ANAホールディングス
デリカフーズホールディングス
ダイショー
サンリオ
ルネサンス
日本ギア工業
日本管財
ゼンショーホールディングス
ヒロセ通商
TOKAIホールディングス

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優待の内容は2018年8月31日現在の情報を記載しております。本コンテンツ作成後に変更されている場合がありますので、最新の情報については、皆様ご自身でのご確認をお願いいたします。
また、優待の内容は代表的な事例をもとに記事を構成しております。詳しくはそれぞれの企業のHP等でご確認ください。
*本資料掲載時点で、サンリオは日本証券金融の注意喚起銘柄に指定されています。