「鬼より怖い一文新値」

「鬼より怖いもの」ってなんだろう。厳しい上司? 仕事の締め切り? 奥さんって人も、いるかもしれない。今回の格言で怖がっているのは、「一文新値」。「一文」は「いちもん」と読み、最小単位の貨幣を指す。昔の穴あき銭1枚、今なら「1円」のことだね。「新値」は株価が高値を更新すること。つまり、1円=ほんの少しだけ高値を更新する状態を「一文新値」と呼んでいるんだ。それの何が怖いのかって? じわじわ上昇してきた株価を想像してほしい。あるとき、以前の高値を少しだけ上回ってピタリと止まった。こういう動きは「2番天井」といって、そこから一気に売り圧力が強まることが多く、注意が必要だ。まだ上がると思って売らずにいたら、大損してしまうかも。2番天井をつけて、あとはひたすら下がるだけ……。う〜ん、確かに怖い!