「利食い千人力」

やったー! 半年前に買ったA社の株価が上がり始めた。含み益は、10万円。あとどれくらい上がるかな……。って、言っているキミ! その10万円は、株を売るまでは口座に入って来ない。ただの絵に描いた餅なんだ。そんなときこそ、「利食い千人力」の言葉を思い出そう。投資で難しいのは、欲張り過ぎずに利益をきちんと確定させること。利食いは味方が千人できるくらいのパワーを持つというのが、この格言の意味だ。評価益を見てニヤニヤしているうちに、他の人が売り始めて結局株が下がってしまったというのは、よくある話。プロであっても、株価のピークを見極めるのは難しい。ましてや個人投資家にとって、最高値のタイミングで売るなんて、奇跡的なことだ。売った後にさらに株価が上がると、「もう少し待てば良かった……」と思うかもしれないが、プラスになった分を喜ぶべき。含み益が出始めたら、「利食い千人力」と唱えながら、着実に利益を確定させよう!