今日の朝ごはん何だった? 食卓にならぶ企業セット

朝ごはんは慌ただしく食べることが多くなりがちなもの。でも、よくよく見ると朝ごはんの定番メニューには色々な企業が隠れています。厚焼き玉子の特許をもつ「あじかん」やイソフラボンをみつけて商品化した「フジッコ」など、食卓を彩る朝ごはん関連の企業を集めました。

「とにかくおいしいお米が食べたい」に応える炊飯器トップ【象印マホービン】

日本人の伝統的な朝食といえば、まっ白なごはん。そんな毎日を支える炊飯器のトップシェアを誇るのが、「 象印マホービン  ()  () 前日終値  () 始値  () 高値  () 安値  () ※株価、指数は最低20分遅れとなります。 」です。約100年前の大正7年、1918年に創業。この年は、富山で起きた米騒動が全国へ波及した年でもあります。なにか不思議な縁を感じますね。

そんな象印マホービンの看板商品は、こだわりの炊飯器「南部鉄器 極め羽釜」。100%純粋な鉄器でつくられた内釜は業界初で、なんと10万円超。そんなに高くて売れるの? と思いますが、価格に違わず鉄釜が生み出すごはんの味わいは好評です。折しも安さよりもおいしさを重視する傾向が強まっており、シニア層を中心に、人気を集めているそう。

いまや日本だけでなく世界でも販路を広げ、純利益は前期比16%増(2016年11月期)と過去最高を記録する象印マホービン。日本だけでなく、世界中の胃袋を喜ばせ続けてくれるでしょう。

生産が追い付かないほど人気! 厚焼き玉子をつくる会社【あじかん】

厚焼き玉子の製造方法に特許があるのをご存知ですか?

株式会社あじかん  ()  () 前日終値  () 始値  () 高値  () 安値  () ※株価、指数は最低20分遅れとなります。 」は、きれいな玉子焼を作るための技術などいくつもの関連特許を持っています。寿司屋向けの玉子焼きから出発し、今では業務用卵製品でキユーピーに続く業界2位。業界1位のキユーピーの時価総額4138億円と比べると時価総額は75億円と小さな会社ですが、女性の社会進出などを追い風に中食市場が拡大する中、スーパー向けの厚焼き玉子が好調で売り上げを伸ばしています。

さらに昨年には新工場の設立も発表しており、工場が完成すれば生産能力が約2割増える見通しです。スーパーやコンビニ大手からの受注が伸び、生産が追い付かず受注機会を損失するケースが出ていたためこの工場新設に踏み切りました。おいしい玉子焼きがますます私たちの食卓に身近になりそうですね。

日本だけじゃない! アメリカで常備されるSoy Sauce【キッコーマン】

日本人の食卓に欠かせない、おしょうゆの最大手は「 キッコーマン  ()  () 前日終値  () 始値  () 高値  () 安値  () ※株価、指数は最低20分遅れとなります。 」です。

しかし、この会社の利益の柱は日本ではありません。2016年3月期には最高純益を更新していますが、利益の半分以上はなんと北米で稼いでいます。アメリカの半分近い家庭におしょうゆが常備され、「KIKKOMAN」は”Soy Sauce”の代名詞となっているのです。それもそのはず、キッコーマンは明治時代からおしょうゆの輸出をしており、サンフランシスコに販売会社を設立して本格的にアメリカ進出をしたのは1957年のことでした。しかも、アメリカの食文化との融合を図り、肉料理との相性のよさを伝えてどんどん普及していきました。ちなみに、この頃登場したのが「テリヤキソース」。1961年の販売開始から高い人気を維持しています。

いまやキッコーマンのおしょうゆは100カ国以上で愛用され、世界の人にとっても身近な存在となっています。日本だけにとどまらない、世界のKIKKOMANから目が離せません。

餌やりシステムで特許取得! すくすく育ったおいしいサケを届ける【日本水産】

日本人がよく食べる魚第1位はサケ(マルハニチロ調べ) 。朝ごはんの献立にあると一気に豪華になりますよね。サケ・マス(生物学的にサケとマスは同じ!)をコア事業とし、年間3万トン以上販売するのは「 日本水産  ()  () 前日終値  () 始値  () 高値  () 安値  () ※株価、指数は最低20分遅れとなります。 」。サケの天然魚の買い付けは北海道とロシア、養殖は宮城県とチリといったように、世界レベルで養殖、加工、販売まで行っています。

その中でも特に力を入れているのは養殖。魚に餌をやるシステムでは特許を取得しています。今まではプログラムで決まった時間に餌を出すだけでした。それが、食欲センサーなどを駆使し、魚の食欲に合わせて餌をやれるようになったのです。これにより魚がすくすく育つようになり、餌の食べ残しによる水の汚染もなくなりました。2030年までに世界の水産物需要は3割増えるといわれており養殖は不可欠。環境を守りながら持続的に事業を行う日本水産には追い風となりそうですね。

ほかにも、冷凍食品など食品事業にも力を入れています。昭和初期に日本で初めて冷凍食品を市販したのも、なんと日本水産なのです。様々な分野で画期的な取り組みをして、2016年3月期の純利益は過去最高。次はどんなおいしい食べ物を届けてくれるのでしょうか。

伝統食の知恵を解明! イソフラボンをみつけた【フジッコ】

朝ごはんの主役のそばにそっと一品あるとうれしいのは、昆布、煮豆などのお惣菜。この分野で首位は「 フジッコ  ()  () 前日終値  () 始値  () 高値  () 安値  () ※株価、指数は最低20分遅れとなります。 」です。フジッコの「ふじっ子煮」「お豆さん」はスーパーのお総菜売り場の定番中の定番。中食市場で確固とした地位を築き、7期連続増収増益となっています。

フジッコは50年以上日本の伝統食品にこだわり続け、その知恵を解明してきました。たとえば、イソフラボンを大豆から見つけ出して商品化したり、ギャバ、黒大豆ポリフェノールを開発しました。現在は、大豆の葉や茎に含まれる機能性糖類ピニトールの血糖値を下げる作用について研究を進めています。

病気になる前の「予防栄養」への貢献を願い、世界での疫学調査にも参加するフジッコ。これからもおいしい日本の伝統食で私たちの健康を守ってほしいですね。

いかがでしたか? 朝の食卓にも、いろんな会社や発見がかかわっていることにびっくりした方もいらっしゃるかもしれません。身近な商品から企業の意外な側面を発掘する、そんな風に銘柄と出合うのもよいのではないでしょうか。

今回のテーマで取り上げた上場企業

象印マホービン
あじかん
キッコーマン
日本水産
フジッコ

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