「休むも相場」

人間はAIと違って、感情をもつ生き物だ。冷静になろうとしても、完全に感情を消し去るなんて、ふつうはムリ。一度大儲けしたら味をしめて、根拠もなくどんどん買ってしまったり、逆に損したときに焦って取り返そうとして、変な銘柄をつかんじゃったり……。感情に流されそうなとき、効果的なのが「休むこと」。頭に血がのぼったときに深呼吸をするように、売買がうまくいかないときや、市況が悪いときは、いったん時間を置いてみる。客観的に引いた目で市場を眺め、再び「いまだ!」と思えるときまで、待つことが肝要だ。実は「休める」のって、個人投資家の特権でもある。プロである機関投資家は、調子が悪いときも、日経平均が落ち込んでいるときも、仕事として売買を続けなきゃいけない。それに比べたら、うまくいかないときに「ちょっと休もう」といえるのって、気楽だよね。無理せず、コンディションを整えて投資を続けよう!